いきなり厳しい言い方ですが、宅建試験においては、独学のみでの合格者数は低いのが現状です。「どこまでを独学と判断するか」が意見の分かれるところですが、一般的には資格学校を使わず、市販書籍のみで合格を目指す方を「独学」と指すことが多いようです。宅建試験は15%程度の合格者がいますが、逆に言えば85%の方は涙を飲んでしまう試験です。受験者数のうち、おそらく半分以上は資格スクールの受講をしているでしょう。そうなると、市販書籍のみですと非常に厳しくなってきます。
完全独学で合格を目指す方は、とにかく合格に対してずっと自分でモチベーションを維持しなければなりませんし、それ以上に市販書籍、テキスト、問題集のみで法律の理解をし、過去問を分析して得点を上げなければいけないのですからこれは非常に労力が必要です。さらに大変なのが、自分の苦手分野と得意分野の部分と出題頻度の部分を重ねる作業です。つまり、学校や通信講座ですとある程度出題頻度の傾向は講義の中やスクールからの情報で明らかにしてもらえますが、市販書籍の場合は満遍なく範囲を掲載している場合が多いので、知識や情報の取捨選択を自分の手でしないといけません。場合によっては頻出の重要な部分を「自分は分からない」からと切り捨ててしまうことにもなりかねませんので、たとえば資格スクールの直前講座を受けるなどで受験用の洗練された知識を得ると、状況は好転するのではと思います。
